もくじ
はじめに
暑い時期のお弁当は、傷みが心配ですよね💦
自分のためにお弁当を作っている人も、家族のためにお弁当を作っている人も、夏場はお弁当を持っていくのを控えている、という人も多いのではないでしょうか。
しかし、外食やコンビニばかりでは飽きてしまうし、栄養のバランスも気になりますよね。
私も夫と子供のためにお弁当を作っているひとり。できれば手作りのお弁当を持たせたいと思うものです。
そこで、夏場でもお弁当を持参できるよう、夏のお弁当作りで気をつけるポイントをご紹介していきます❗
夏のお弁当が傷みやすい原因を知って、お弁当作りで気を付けたい5つのポイントをおさえれば、食中毒も怖くありません😊
正しく原因を理解し、きちんと対策をして、夏のお弁当作りを乗り切りましょう❗
お弁当が傷む原因とは?
夏場にお弁当が傷みやすい原因は、水分と温度が関係しています。
細菌は、水分のあるところで繁殖が活発になります。また、35℃前後の環境を好むといわれています。
ジメジメして、気温が高い梅雨から夏にかけては、まさに細菌が繁殖しやすい時期といえるのです。
逆に、細菌のない状態で、水分がなく、低温を維持できれば、細菌が繁殖する心配がないというわけです。
まずは、細菌が繁殖するのを防ぐため、次のふたつを意識してお弁当を作ることを心がけましょう❗
📌お弁当箱の中で細菌が繁殖しにくい環境をつくる
この2つを念頭に、お弁当作りを始めてくださいね。
夏のお弁当作りで気を付けたい5つのポイント
細菌が増える原因が分かったところで、次に、実際にお弁当を作るうえで、気を付けたいポイントをご紹介します。
この5つのポイントをおさえれば、細菌の繁殖を防ぐことができます。
ぜひ実践してみてください。
1.よく冷ます
温かいまま詰めてしまうと、湯気で水滴が出てしまい、細菌が繁殖しやすい状態に。
早く冷ましたいときは、お弁当箱の下に保冷剤を引いて置くか、アルミのバットの上に乗せて冷蔵庫で冷やしましょう。
アルミのバットがないときはアルミホイルでもOKです。
冷蔵庫で冷やすときは、冷蔵庫内の他の食材に影響が出ないよう気をつけてください。
2.しっかり加熱する
生野菜や果物を入れるのは避けましょう。
生野菜は水分が多く、時間が絶つとどんどん水分が出て傷みの原因になります。
プチトマトであれば大丈夫ですが、ヘタは取って入れます。細菌が付着していることが多いのがヘタなのです。
また、卵も要注意です。卵はサルモネラ菌が繁殖しやすいといわれています。
半熟卵ではなく完全に中まで火を通した方が安心です。
だし巻き卵も、水分が多くなるので、砂糖や塩などで味付けした卵焼きの方がよさそうです。
ちくわやハムなどの加工品も、一度火を通してからにしましょう。
3.汁気のあるものは避ける
時間が経つと水分が出やすいおかずは、注意が必要です。
特に、煮物は汁気が多いので、入れる場合はよく煮詰めて汁が出ないようにしましょう。
それでも、じゃがいもや里芋はでんぷんが多いので夏場は避けた方がよさそうです。
汁気を吸ってくれる鰹節やすりごまを使うのもおすすめです。
また、チャーハンや炊き込みご飯も夏場には不向きです。多くの食材が入っていて、水分が多くなってしまい傷みやすくなります。
4.素手で触らず菜箸を使い、仕切りカップを利用する
手でつまめるものも、菜箸で詰めるようにしましょう。
また、おにぎりはラップに包んで握るか、ビニール手袋を使用します。
使い捨ての薄手のビニール手袋であれば、たくさん入って数百円で購入できます。
そして、おかずは仕切りカップを使用し、ひとつひとつが独立するように詰めます。
そうすることで、おかず同士が接触せず、菌の繁殖を抑制できます。
シリコン製の仕切りカップであれば、熱湯にくぐらせて消毒するのがおすすめです。
紙製のカップを利用すれば、使い捨てなのでらくちんです。カラフルなものもあるので、お弁当の彩りがよくなっていいですね。
5.濃い目の味付けにする
塩や砂糖には殺菌効果があるうえ、しっかりと味付けをすると、冷めても美味しくいただけます。
少し濃い目の味付けにしてみましょう。
そのほかに、お酢、コショウ、生姜、ワサビ、カレー粉も殺菌効果がありますので、味のアクセントに使用するのもいいですね。
ただ、濃い味付けといっても、塩分の取りすぎには注意しましょう。
また、マヨネーズやケチャップは、別容器に入れて持参するようにします。
おかずと一緒に入れてしまうと傷みの原因になります。
こんなかわいい容器もありますので利用してはいかがでしょう😊スプーンまで付いていて便利ですね。
まとめ
夏場のお弁当作りで気を付けたいポイントをご紹介しました。
では、気を付けたいポイントのおさらいです👇
📌しっかり加熱する
📌汁気のあるものは避ける
📌素手で触らず菜箸を使い、仕切りカップを利用する
📌濃い目の味付けにする
いかがでしたか❓
これらのポイントをおさえて、安心・安全なお弁当作りをしてくださいね😊